【体験談】40代未経験、パソコン苦手な私が事務職に転職できた理由と履歴書・職務経歴書の書き方

はじめに|「もう遅い」と悩んでいた私へ
「40代・未経験で事務職に転職なんて無理じゃない?」
「パソコンも苦手だし、若い人が優先されるんでしょ?」
そう思って、ずっと踏み出せずにいました。
でも、少しずつ行動し始めたことで、実際に私は“未経験から事務職”という夢を叶えることができました。
この記事では、私が
- どんな経歴から再スタートを切り
- どのようにスキルや書類を整え
- どうして内定を得られたのか
リアルな体験を通して、同じように悩むあなたに「ひとつの可能性」を届けられたらと思います。
主婦歴15年、パートや短期職を経て決意した転職
私のこれまでの経歴をざっくり言うと、「ずっと家庭優先」でした。
- 専業主婦歴:約12年
- パート勤務:レジや品出し、事務補助など短期を中心に数社
- パソコンスキル:家計簿程度。関数?なにそれ状態…
それでも、「このままじゃ、将来不安しかない」という思いだけは日に日に強くなりました。
職業訓練でWord・Excelの基礎からしっかり学んだ
最初のステップは、職業訓練校に通うことでした。
岡山県職業訓練校「パソコン事務基礎科」
受講期間:約3か月
学んだ内容:
- Word:文書作成、段落設定、表の挿入、差し込み印刷
- Excel:SUM、IF、VLOOKUP、グラフ作成、表計算
- ビジネスマナー、電話応対、就職対策講座
教室は20名ほどで老若男女問わずいました。おもに30代後半〜60代の方が多かったように思います。
講師の方もとても気さくで、どんな質問にも真摯に対応してくださり、誰一人として取り残されることなく修了することができました。
ここで修得できたこと:
コンピュータサービス技能評価試験ワープロ部門 3級
コンピュータサービス技能評価試験エクセル部門 3級
「私はやればできるんだ」と思えたことが、最大の収穫だったと思います。
履歴書の書き方を見直したら通過率が上がった話
転職回数がたくさんあった私は、履歴書にも苦手意識がありました。
回数が多いので1枚の履歴書では書ききれないという事態に…。いかにまとめて1枚に収まるか、次のような工夫をしました。
工夫したポイント
- 似た職種を一つにまとめて表記(例:「接客業(3社)」「アルバイト2社」)
- ブランクは理由を素直に記載(介護・育児など)
- 志望動機に“訓練で得たスキル”を明記(→行動力をアピール)
また、正社員や長期間働いた所は丁寧に記入しました。
職務経歴書で自分らしさを「整理して伝える」
「サービス業ばかりだし書けることがない」と思っていましたが、
こんな構成で作ったところ、面接官の反応もよくなりました。
私の構成例
- 職歴(職種ごとにまとめて記載)
- 実績(1日の売上トップや釣り銭差額0円1ヶ月達成など)
- スキル欄(職業訓練で学んだ内容)
- 自己PR(姿勢や強みを一言で)
少しでも褒められたことや、達成した事を自信を持って書くことが重要です。
面接では「経験がないこと」を堂々と話してOKだった
面接では緊張しましたが、「今できること」や「どう学んでいるか」を正直に伝えました。
結果として「誠実に取り組む姿勢、真面目さ、笑顔である事や、ハキハキとした話し方」等を評価していただけました。
まとめ|私でもできたから、あなたにもきっとできる
年齢や未経験という不安は、誰にでもあるもの。
でも、「職業訓練でスキルを学ぶ」「履歴書を工夫する」など、小さな一歩から始めれば、道は開けてきます。
ワードやエクセルは3級取得で十分戦力になります。資格を取ってブランクが空かないうちに、転職へ挑戦してほしいです。
実務経験ももちろん選考の判断材料になるのは確かですが、最後は必ずその人の人間性を見られていると思っています。
今のあなたの経験そのものが、未来への力になります。
おすすめの第一歩
- 自分の適性を知る↓

- 資格の取得↓

