事務職のメリット・デメリット

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事務職に勤めて早7年ほど。
40代以降で事務職へ転職した筆者ですが、50代を目前にし気付いた
事務職の良かったところ、悪かったところをご紹介いたします。

事務職を目指している方への参考になれば幸いです。

メリット5選

どの業種にしてもほぼ事務職ならば当てはまるであろうメリットを抜粋いたしました。
事務の職種によって、多少の差はありますが「座り仕事で体力的な負担が少ない」「PCスキルが身につく」「安定して長く続けられる」といった点は共通しています。

一方で、医療事務なら専門知識の習得が必要になったり、営業事務なら納期調整など対人対応が多かったりと、細かな違いも出てきます。
そのため、求人を探す際は「どの職種なら自分の性格やライフスタイルに合うのか?」を意識すると、長く働ける職場につながりやすいでしょう。

メリット1

体が楽

肉体労働や、サービス業のようにずっと動いているわけではないので身体は楽です。
その代わり、身体を動かさない分、脳みそフル回転です。

メリット2

規則正しい生活が送れる

定時出社、定時退勤が可能。家庭とのバランスもとりやすく計画もたてやすい。
繁忙期など1年を通してわかりやすいので休みなど計画が立てやすい。

メリット3

PCスキルや専門的な知識が得られる

パソコンのタイピング能力も上がり、エクセルも扱えるようになります。
会社独自のシステムやソフトを使用している場合は、新たに使い方を覚える必要はありますが、ほぼデータ入力作業だったりするので、慣れれば大丈夫。


そのほか社会保険の手続きや、年末調整を扱うことで身に付くことも。税金や健康保険を理解することで、自身の生命保険が必要かどうかの見直しをして、家計改善にも役立てることができます。
すべてが経験になるので、スキルが上がり再就職に強くなります。

メリット4

コミュニケーション力が鍛えられる

社内の幅広い部署と関わるため、自然とコミュニケーション能力が鍛えられます。

メリット5

幅広い業界でニーズがある

未経験からでも挑戦しやすい。
また、各業界の専門知識がなくても、事務職を足掛かりに自分の興味のある分野や業界へ飛び込める可能性が広がります。

ろき
ろき

事務はどんな業界でも必要な職種です。会社の規模によって事務員を正社員で雇うのか派遣など外注するのか、雇用形態はいろいろです。
自分のライフスタイルに合った働き方を選べるのが事務職の強みです。
ぜひ、自分にぴったりの求人を見つけてみましょう!

デメリット5選

メリットがある一方で、事務職ならではのデメリットも存在します。
例えば「長時間のデスクワークによる体の不調」や「単調作業になりやすい」など、実際に働き始めてから気づく点も多いものです。

ここからは、事務職の代表的なデメリットについてご紹介していきます。

デメリット1

目や肩・腰の負担が大きい

体力面では消耗が少ないのですが、長時間座っていることによる副作用もあります。
腰痛、肩こり、眼精疲労。
若いうちは疲労回復が早いので気にならないかもしれませんが、40代以降で事務職へ初めて転職する場合は注意が必要です。
日頃から、適度なストレッチやアイケアをおすすめします。

ろき
ろき

40代以降事務職へ転職した筆者は視力の低下と老眼を現在経験しております(笑)

デメリット2

競争率が高い

これは言わずもがな、未経験でもパソコンスキルがあればだれにでもチャンスはあるので、競争率は高めです。
だからこそ、自分の強みやスキルアップに自己投資する必要があります。
ノースキルで受かる可能性は40代以降は厳しいでしょう。

デメリット3

単調に感じやすい

担当部署によるところは大きいでしょう。
データ入力や書類整理など、毎日似たような作業で飽きやすい人もいる。成果が目に見えにくいのでやりがいを感じづらいことも。

デメリット4

給与が比較的低め

他の専門職と比べると給与水準はやや低い傾向。
特に未経験スタートだと使用期間など、月給より時給制から始まるケースも多いです。

給与の査定にかかわるかどうかは各企業によるので一概には言えませんが、希望する職種によってあれば就職に有利な資格は以下の通りです。。

  • 日商簿記(2級以上)
    経理や財務事務に必須の知識を証明でき、社内評価・転職の際に有利です。
  • MOS(Microsoft Office Specialist)
    ExcelやWordなどの事務作業効率化スキルを証明でき、資格手当が設けられている企業もあります。
  • 秘書検定
    ビジネスマナーやサポート業務スキルを客観的に証明でき、評価や昇給に繋がることがあります。
  • TOEIC
    外資やグローバル企業に転職・昇格する場合、英語力を証明できるTOEICスコアで給与アップが期待できます。
  • 給与計算実務能力検定/FASS検定
    労務・経理領域の知識証明で人事・総務・経理事務の給与査定に有利。
ろき
ろき

これらの資格は、企業ごとに資格手当や評価基準が異なるため、給与アップにつながるかは企業規程次第ですが、業務範囲の拡大や昇進、転職成功率アップに直結しやすいものです。

デメリット5

競争率が高い

初心者や未経験からでも挑戦しやすいため、競争率が高い。
40代以降は、未経験では厳しいのでスキルアップは必須となるでしょう。

まとめ

メリットデメリット
体力的な負担が少なく、長く働きやすい体を動かす機会が少なく、座りっぱなしになり、目・肩・腰への負担も大きい。
定時で帰れる企業が多く、安定した職種として女性のライフステージと両立しやすいワークライフバランスがとりやすいルーティン業務が多く、単調に感じることがある
PCスキルなど、汎用性の高いスキルや専門的な知識が得られる。会社によっては「雑用」的な仕事も任されやすい
社内の幅広い部署と関わるため、コミュニケーション力が鍛えられる給与水準が比較的低めで、大幅な年収アップは期待しにくいく、専門性を磨かないとキャリアアップが難しい
求人が多く、未経験からでも挑戦しやすい人気職種のため応募倍率が高い場合もある

筆者が思うことは、単純な電話応対だけの業務や雑用の事務職もあるので、一概にメリットすべてを享受できるかどうかはわかりません。
それでも、事務職を経験することで未経験から経験者へステップアップできます。
この経験は次の転職へ有利に働くでしょう。


ABOUT ME
管理人(ろき)
管理人(ろき)
駆け出し事務員
40歳から未経験で事務職へ転職し日々奮闘中です。
趣味はスノーボード 年齢関係なく転職する方の応援をしていきたいです!
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